資金繰り表をつくれと言われても作り方が分からない

資金繰り表の作り方がわからない

資金繰り表をつくってください
そう銀行や税理士やコンサルタントから言われて
固まってしまった経験はありませんか?

名前は聞いたことがある
大事そうなのも分かる
でも作り方が分からない

正直に言うと
ここで止まってしまう経営者はとても多いです

ですが安心してください
資金繰り表は会計の専門家しか作れない資料ではありません
むしろ経営者本人が作るからこそ意味がある道具です 📊

今日は
コンサルタントの立場から
かなりかみ砕いて
実例付きで解説します

資金繰り表とは何かを一言で言うと

資金繰り表とは何か

難しく考えなくて大丈夫です

将来のお金の出入りの予定表です

これだけです

損益計算書は
儲かったかどうかを見る資料

資金繰り表は
お金が足りるかどうかを見る資料です

ここを混同すると
経営判断を間違えます

黒字なのに倒産する会社がある理由は
ここにあります

なぜ資金繰り表が必要なのか

資金ショートは
突然起きるように見えます

ですが実際には
ほぼ必ず
数ヶ月前から兆候があります

・売上はある
・利益も出ている
・でも口座残高が減っている

この状態を
早く見つけるための道具が
資金繰り表です

感覚ではなく
数字で未来を見るためのレーダーです 🔍

※ ラーメン店Aのケース

あるラーメン店A
月商300万円
利益も出ている

店主は言います

うちは黒字だから大丈夫です

ところが

来月
設備リース引き落とし
消費税納付
ボーナス支払い

これが重なっていました

誰も計算していなかった

結果
口座残高が足りない

慌ててカードローン
金利は高い
精神的にも消耗

これ
珍しい話ではありません

資金繰り表があれば
3ヶ月前に分かっていました

資金繰り表は3つのブロックでできている

作り方はシンプルです

資金繰り表は
たった3つの要素でできています

期首残高
入金
出金

これだけです

期首残高
月初の口座残高

入金
売上入金
振込
補助金
借入

出金
仕入
家賃
人件費
返済
税金

これを
月ごとに並べるだけです

難しい計算式はいりません

超シンプルな作り方

まずスプレッドシートを開きます

横に月を書きます

4月 5月 6月 7月

縦に項目を書きます

月初残高
入金合計
出金合計
月末残高

計算式は

月初残高 + 入金 − 出金 = 月末残高

以上です

まずはこれだけで完成です

ここまでで、もう立派な資金繰り表です ✅

実例モデル 数字を入れてみる

月初残高 150万円

4月入金 200万円
4月出金 230万円

月末残高 120万円

5月入金 180万円
5月出金 260万円

月末残高 40万円

この時点で、危険信号が見えます

感覚ではなく、数字で見える

これが資金繰り表の力です

よくある誤解 利益と現金は違う

ここは非常に重要です

利益と現金は違います

売上が立った
でも入金は来月

これが普通です

掛け売上
カード決済
請求書払い

すべて、タイムラグがあります

資金繰り表では

入金日ベースで書く

これが鉄則です

発生日ではありません

入金日です

さらに実務で使える形にする

もう一段階進めます

入金と出金を分解します

入金

現金売上
カード入金
振込入金

出金

仕入
外注費
家賃
人件費
借入返済
税金

ここまで分けると
お金のクセが見えます

経営は
クセを掴んだ人が勝ちます 📈

資金繰りが苦しい会社の共通点

多くの現場を見てきましたが
共通点があります

資金繰りが苦しい会社は

未来の支払いを見ていない

これだけです

怖いから見ない
面倒だから見ない

気持ちは分かります

ですが
見ないことで
状況は必ず悪化します

見ることで
打ち手が生まれます

銀行が資金繰り表を見たがる理由

銀行が資金繰り表を求めるのは

管理できているかを見るためです

完璧な精度は求めていません

・毎月作っているか
・考えているか
・先を見ているか

ここを見ています

逆に言えば

資金繰り表を出せるだけで
評価は上がります

これは事実です 🏦

作れない人のための現実的アドバイス

最初から完璧を目指さない

これが最大のコツです

まずは

3ヶ月分、ざっくり見込みで書く

これで十分です

誤差は必ず出ます

問題ありません

重要なのは
精度ではなく
視点です
未来を見る視点です

経営者の仕事は予測すること

資金繰り表は
経理の仕事ではありません

経営者の仕事です

未来を予測する
先に手を打つ
危険を避ける

これが経営です

資金繰り表は
そのための
もっともシンプルで強力な道具です

まとめ  ・資金繰り表は怖くない

資金繰り表は

難しくない
専門家専用でもない
今すぐ作れる

期首残高
入金
出金

この3つを書くだけ

まずは
来月分から作ってみてください

それだけで
経営の景色が変わります ✨

もし
作ってみたが不安
数字の見方が分からない

そういう場合は
一緒に点検すればいい

資金繰りは
一人で抱える問題ではありません

見える化できれば
必ず打ち手は見つかります

それが
現場で何度も確認してきた事実です